工事内容

仮設工事

共通仮設工事

建物自体に手を加える工事には直接的に関係はしないものの、工事全体を遂行するために必要な準備などの工事のことです。
仮設で設置する現場事務所や倉庫、仮囲い、廃材処理、や電力確保等の工事がこれに当たります。工事の初めの段階からしっかりと行うことで、後に問題が発生しても柔軟に対応できます。

直接仮設工事

足場やゴンドラ、養生など、建物の工事の作業にあたり直接関係してくる工事です。
もともとの建物に傷がつかないようにすることはもちろん、住民の方の生活や安全に気を配った工事をする必要があります。
当社では、下請けや孫請けに丸投げ、というようなことはありません。しっかりとした管理の元工事の計画を行い、住民の方にご迷惑をおかけすることの内容作業を進めます。

修繕工事

躯体修繕工事

建物の工事の中で最も重要な作業になります。
建物の素地の補修を行い、亀裂や欠損などを埋めていきます。塗装などの表面の処理をする前段階のベースを作る工事です。
外壁のコンクリートに亀裂などがあるとそこから雨水が入り込み、内部の鉄筋にまで悪影響を及ぼします。定期的に補修することで建物自体の寿命も伸ばすことができます。
劣化が激しいと大掛かりな改修となり、費用も膨らんでしまいますので、定期的に点検を行い、こまめに修繕をしていくのが大切といえるでしょう。

シーリング工事

コンクリートの継ぎ目や、サッシなどの建具の隙間をシーリング材で埋めていく工事です。
シーリング工事の目的は、つなぎ目から雨水や風が侵入するのを防ぐ他、地震などの際に伸縮性によって建物の損傷を防ぐことにあります。
環境にもよりますが、シーリングは紫外線の影響で劣化していく素材です。通常5年ほどで防水性や伸縮性を徐々に失っていく劣化が始まります。結果、シーリングが割れたり、痩せたりして侵入する風雨を防ぐことができなくなり、雨漏りや、外壁のひび割れを引き起こします。雨漏りや外壁のひび割れは、内部の鉄筋の劣化にもつながり、建物全体の寿命を一気に縮めてしまう要因になります。シーリングに異変がある場合は、早めに修繕を考えた方がよいでしょう。

塗装工事

塗装工事は、その名の通り、外壁や、鉄部を美しく塗装する工事です。
外壁を美しく塗装するだけでも、見た目が新しくなり、マンションの入居率アップにつながります。
まずは汚れた外壁をきれいにして、塗装がしっかりと定着するようにしてから作業に入ります。丁寧に塗装を施すことで、外壁のコンクリートや鉄部が風雨から守られ、建物の寿命を延ばすことにもなります。禿げた部分が出てきたら、早めに塗り替えるのがよいでしょう。

防水工事

屋上や外壁に防水を施し、雨漏りを防ぎます。
まずは専門家による劣化状態の調査を行い、現状の診断を行います。
工法にもよりますが、屋上の防水加工は10~15年くらいで劣化が始まります。押さえのモルタル、伸縮目地の劣化、防水シートの剥がれがあらわれ始めたら早めの修繕が必要です。
防水工事には様々な工法がございますが、建物ごと、ご要望ごとに適切な工法を行ってまいります。

防滑塩ビシート敷設工事

防滑塩ビシート敷設とは、マンション内の廊下やベランダに特殊なシートを敷き、見た目を整えたり、防滑性・吸音効果を高める工事です。
味気のないコンクリートの廊下に防滑塩ビシートを敷くことで、見た目が美しく生まれ変わります。また、防滑性がありますので、滑りやすい階段や廊下に敷くことで、住民の方をけがから守ります。

タイル補修工事

マンションの外壁によく使用されるタイルも、紫外線にさらされることで年月とともに劣化し、ひび割れや浮きが出てきます。外壁タイルの場合、もし高層階からタイルが剥落、となれば重大な事故にもつながりかねません。そのような事態を防ぐためにも、定期的に点検し、メンテナンスを行うことが重要です。また、外壁タイルは外観を美しく見せるためだけではなく、建物自体を紫外線や風雨による劣化から守る役割も持っています。タイルの劣化を早く修繕することは、建物自体の保全にもつながります。

その他の工事

当社では、大規模修繕に伴う一般的な工事のほかにも、思い玄関扉を最新の軽くてデザイン性の高いものに取り換えたり、古い手すりの取り換え、バリアフリー化のためのスロープ新設工事なども承ります。
建物の価値を依然と同様に保つだけではなく、さらに高める、未来を見据えた大規模修繕を行っていきます。